2013年4月18日木曜日

ちょっとひと工夫<減塩②> /社員食堂の栄養士さんから(48)

前回に続いて、今回も減塩の話です。

塩分を多く取り過ぎてしまう人から、料理の味が薄いからつい醤油を多めにかけてしまうという話を良くききます。

料理の味が薄いは必ずしも塩分が少ないということではありません。塩味以外の味をしっかりと際立たせることで、塩分の少ない料理とすることができます。

たとえば、

自然の旨味を利用

昆布や鰹節、きのこ、肉類などからも旨味が出ます。これを利用すれば、塩分を控えても美味しく味わうことができます。

油を利用

天ぷらの香ばしさや、ごま油やオリーブオイルの香りを利用すると塩分控えめでも気になりません。

このように、塩分が少なくても、しっかりした味の料理を作ることが可能です。