2013年9月27日金曜日

ちょっとひと工夫<脂質②> /社員食堂の栄養士さんから(63)

今回はコレステロールについて取り上げます。コレステロールとは細胞膜やホルモンの構成成分となったり、栄養素の消化吸収に関わるなど重要な働きをします。

肝臓など体内で作られたり(約80%)、食事からも吸収され(約20%)余分なものは排出されるなど体内でバランスがとれるようになっています。

しかし、エネルギーやコレステロールを含む食品の過剰摂取や運動不足、加齢による性ホルモン合成の低下などによりバランスが崩れてコレステロールが多くなると、高コレステロール血症になります。

コレステロールの中でもHDLコレステロールとLDLコレステロールに分けられます。単にコレステロールが多い、少ないの問題ではないので次回以降に詳しくご説明します。