JASCOblog(日本分光)
2013年3月19日火曜日
光のふしぎ(11) 艶(ツヤ)
普段何気なく見ている
食品、テレビ、プラモデル、写真、髪の毛に至るまで、
ツヤを出す、消すといった工夫がされています。
ツヤというものは、表面の平滑さに依存します。
表面が平滑であれば光を正反射し、色がハッキリ見えます。
一方、表面がザラザラであれば光を散乱するため、色は(特に黒色は)ぼやけますが、
正反射が抑えられるため、うつりこみを防ぐことができます。
液晶テレビでは、
・色をハッキリさせて画面が綺麗に見えるグレア液晶
・うつりこみ少なく、長時間の作業でも目が疲れにくいノングレア液晶
といった2種類が販売されています。
2013年3月6日水曜日
光のふしぎ(10) カメレオン
体の色を自在に変化させる生物として認識されているカメレオン、
体色の変化は確かに起こりますが、
実際のところ、まわりの色に合わせて七変化というところまではいかないみたいです。
カメレオンの皮膚には、黒色、黄色、赤色、白色といった色素があります。
これらが、ホルモンの働きにより細胞全体に分散、混合することで様々な色を出しています。
外光の影響を受けて体色変化することもありますが、
実際のところ、
感情、温度、体調などによって体色変化することが多いようです。
(カメレオンの種類にもよります。)
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