2012年10月25日木曜日

今が旬です!<イカ> /社員食堂の栄養士さんから(30)

刺身、煮物、焼き物、炒め物など幅広く調理できるイカ。

通年獲れますが、夏~秋が旬で特においしいのは秋です。

栄養的には高たんぱく質、低エネルギー、低脂肪、コレステロールを下げるタウリンが豊富です。

しかし、プリン体の含有量が多く消化もあまりよくないので、痛風の人や胃腸の弱い人は食べ過ぎに気をつけましょう。

購入する時は肉厚で透明感と光沢があるものを選ぶようにするといいですね。

調理する時は火を通し過ぎると硬くなり味も落ちるので短時間調理を!

2012年10月24日水曜日

光のふしぎ(1) 太陽

新連載、光のふしぎ。
このトピックでは、身近な光の現象について
なるべく簡単に解説、紹介していきたいと思います。

第一回は「太陽」です。

我々にとって、一番身近な光といえば太陽光が思い浮かびます。
では、一体どういう原理で光を発しているのでしょうか?

太陽は硬そうに見えて、
実は、そのほとんどがガスで構成されています。
ガスの構成としては、
水素が約9割、残りがヘリウムでできているそうです。

太陽は非常に重力の強く(地球の28倍程度)、
非常に高温(中心は数千万度)であるため、たくさんある水素は、お互いに衝突します。

すると、水素同士で核融合という反応が起こり、ヘリウムが生成されます。

生成したヘリウムの質量は、反応前の水素の総質量より軽く、
その分はエネルギーを放出する必要があります。
(エネルギー保存の法則)

このエネルギーが光に相当し、太陽は光を発するのです。

2012年10月18日木曜日

今が旬です!<しめじ> /社員食堂の栄養士さんから(29)

スーパーなどでよく見かけるのは人工栽培のものが多いですが、天然のものはちょうど今頃が旬を迎えます。

低カロリーで食物繊維が豊富でビタミンD、B2も多く含むので、便秘予防やコレステロールの低下、肌荒れ予防といった効果が期待できます。ビタミンB2は水溶性なので煮汁も一緒に摂るようにするといいですね。

また炒める時には強火で短時間加熱をするようにすると旨味と歯ざわりを楽しむことができます。

「香りまつたけ、味しめじ」という言葉もあります。

秋の味覚を楽しんでみて下さいね。

2012年10月15日月曜日

Webサーバ停止のお知らせ

お客様へ

先日、お知らせしましたように、現在Webサーバメインテナンスのため、日本分光のホームページが一時的に閲覧できない状態になっております。

最短では2012年10月16日の午後に復旧する予定です。

お客様におかれましては、ご不便をおかけしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

(追記)

2012/10/16 13:00
メインテナンス作業は終了しました。現在、一部のお客様からアクセスできない状態となっておりますが、順次アクセス可能になりますので、いましばらくお待ちくださいますようお願い致します。

HPLC分析のコツ(18) 蛍光検出器のお話 その2

今回は蛍光検出器の波長設定についてのお話です。UV検出器と違って、蛍光検出器では励起光と蛍光、2つの波長を設定しなくてはなりません。一般に、励起波長<蛍光波長<(励起波長)x2となります。

   図 蛍光試料の励起波長(左)と蛍光波長(右)

励起波長も蛍光波長も化合物特有の値を持っています。ただし、pH、溶媒組成などにより変化することがあります。分析を始める前に、おおよその値は分かっているはずです。搭載されている検出器のスペクトル測定機能を使って、より正確なそれらの波長を求めることもできます(上図)。

UV検出器の場合は、選択性と感度の兼合いから波長を設定することもあると書きましたが、蛍光検出器の場合は、選択性が高いので感度に絞って波長を決めます。ここで少し寄り道をして、蛍光検出器の「感度」について話しましょう。

以前、UVやRI検出器には縦軸の目盛りはあるが蛍光検出器には基準がないという説明をしました。だから、蛍光検出器では単純に、ピーク高さだけで感度を比べることができません。つまり、異なる機種間で検出器の感度設定を同じにして、ピーク高さを比較しても意味はありません。

それじゃあ、どうやって感度を比較するか。正しくはS/N比で比較しなければいけません。同じ装置の場合でも、やはりS/N比でみるべきです。

寄り道が長くなってしまいました。話を元に戻します。蛍光検出器では「感度を中心に波長を設定すればよい」ということでしたね。基本は、感度で最適波長を設定すればよいのですが、次のような場合には注意をしてください。

①励起波長と蛍光波長が近い。
②励起波長の倍の波長と蛍光波長が近い



このような場合には、一般にバックグランド光が大きくなり、思ったほど高感度にはなりません。原因は、励起光の一部が光側に検出されるからです。

励起光の一部はいつでも光側に入ってきているのですが、波長の差が大きく異なれば、光側で分光され問題とはなりません。しかし、①のような場合は、検出されてしまいます。


②について説明します。検知器では目的の波長を取り出すため蛍光側にも回折格子が使われています(図)。回折格子から得られた光は、その仕組みから、波長の半分、2倍、3倍の成分も含まれています。当然、これらの波長成分も蛍光側に入りこみます。②は倍光の影響を受けるということです。

図 蛍光検出器の構造

①と②では対処方法が異なります。原理的に①のケースではあまりよい方法がありません。蛍光波長を少しづつ長波長側に動かしてデータを取り、S/N比を計算して最もよい波長を選びます。

②の場合には、倍光をカットするようなフィルターを励起光側に入れてください。バックグラウンド光に対して、ある程度の低減効果があるはずです。用意されているフィルターの種類、波長特性などは、それぞれの装置の取扱説明書を参照してください。

■参考

2012年10月12日金曜日

お知らせ サーバメインテナンス

【サーバメインテナンスのお知らせ】

下記のスケジュールで、Webサーバのメインテナンス行います。

■開始 2012年10月12日(金) 22:00
■終了 2012年10月17日(水) 08:30

期間中、この影響によりホームページのサービスが断続的に停止する場合がございます。

お客様におかかれましてはご不便をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

今が旬です!<さつま芋> /社員食堂の栄養士さんから(28)

秋の味覚の代表的なさつま芋。

栄養的にはビタミンB1、B2、C、カリウム、食物繊維が豊富です。 特にビタミンCはかんきつ類に負けないほど多く、その上加熱しても壊れにくいという特徴があります。

甘味があるのでカロリーが高いと思われがちですが、焼き芋100gとご飯100gではほぼ同じ位のカロリーです。

購入する時は皮の色がきれいで、デコボコや傷のないものがいいでしょう。

天ぷらにすると、ホクホクして美味しいですね。

2012年10月4日木曜日

今が旬です!<里芋> /社員食堂の栄養士さんから(27)

 いも類の中で一番低カロリーの里芋。

 1年中出回っていますが、秋が旬でその他の季節は貯蔵したものになります。

里芋は食物繊維やカリウムを多く含みます。あの特有のヌメリはガラクタンという食物繊維の一種で、消化を助けたり胃壁・腸壁の潰瘍を予防する働きがあります。

 購入する時は縞模様がくっきり出ていてキズがなく芽が出ていないもの、泥つきで適度な湿り気があるものを選ぶといいでしょう。

 保存は袋から出して新聞紙に包んで冷暗所に置くようにし、冷蔵庫には入れない方がいいです。