2012年10月24日水曜日

光のふしぎ(1) 太陽

新連載、光のふしぎ。
このトピックでは、身近な光の現象について
なるべく簡単に解説、紹介していきたいと思います。

第一回は「太陽」です。

我々にとって、一番身近な光といえば太陽光が思い浮かびます。
では、一体どういう原理で光を発しているのでしょうか?

太陽は硬そうに見えて、
実は、そのほとんどがガスで構成されています。
ガスの構成としては、
水素が約9割、残りがヘリウムでできているそうです。

太陽は非常に重力の強く(地球の28倍程度)、
非常に高温(中心は数千万度)であるため、たくさんある水素は、お互いに衝突します。

すると、水素同士で核融合という反応が起こり、ヘリウムが生成されます。

生成したヘリウムの質量は、反応前の水素の総質量より軽く、
その分はエネルギーを放出する必要があります。
(エネルギー保存の法則)

このエネルギーが光に相当し、太陽は光を発するのです。