コレステロールにはLDLとHDLの2種類があります。
まずLDLコレステロールから説明しましょう。LDLコレステロールは悪玉とも呼ばれますが、肝臓から全身へコレステロールを運ぶ重要な働きをしています。
LDLが過剰になると血管に付着して動脈硬化を引き起こす大きな要因となります。基準値は70~139mg/glとされ、140mg/dl以上(空腹時)だと脂質異常症とされています。
動脈硬化は狭心症や心筋梗塞をなどのリスクを高めるものの、自覚症状がありません。健康診断の結果を確認して、もし高い値だったら注意するようにしましょう。
次回はHDLについて説明します。