今回はHDLコレステロールについて取り上げたいと思います。
HDLコレステロールは善玉とも呼ばれますが、余分なコレステロールや血管壁に付着したコレステロールを回収して肝臓に戻す働きがあります。
HDLコレステロールが少ないと血管に付着したものが回収できずに溜まってしまうので、結果的に動脈硬化のリスクが高くなり、40 mg/dl以下(空腹時)だと脂質異常症とされます。
トータルのコレステロール値ではなく、HDLとLDLのバランスが大切です。仮に総コレステロールの値が多少高くてもHDLが高く、LDLが低ければ問題ないとされています。